狭小地の2世帯住宅   ST邸   2006.07完成





今まで住んでいた住宅を解体して、同じ敷地に建て替えました。敷地の広さは十分とは言えず、建ぺい率、道路斜線など、法律的にめいいっぱいの計画となりました。また周辺の建物も考慮して、採光にも気を配りました。

 

 

 

         外観

 

主要道路からみた外観です。敷地に合わせて建物が段々になっています。

 

 

 

 

       ガレージ

 

ガレージは車が2台入る広々としたものになりました。

 

 

 

           玄関

 

玄関には、圧迫感のない腰高の下足箱を製作しました。

隅の部分には天板を設けず、傘立てとして使います。

 

 

 

       1F台所・居間

 

1階の居室は老夫婦のためのものです。

庭の緑が眺められます。

 

 

 

 

          トイレ

 

左側にあるパイプスペース(2階の給排水管)により不整形になったトイレの空間を有効に利用するため、造り付けの収納を設けました。

ちょっとしたことですが、トイレで使うものがその場所に、しかもキレイに収納できてとても便利です。

 

         2F LDK

 

2階のLDKは20畳近くある大きな空間です。

空間を有効活用するため、寝室や子供部屋へのアクセスは廊下を設けずにこの部屋から入る計画にしました。

ところで奥に見えるのが対面キッチンなのですが、とてもすっきりしていると思いませんか?普通であればぶら下がってなければならない物が見当たりません・・・。

 

 

          2F台所

 

実はレンジフードがなかったんですね。奥さんたっての要望で、コンロの奥から排気する換気扇を採用しました。吊戸棚も設けなかったのでキッチンとリビングの境界がなくなり、調理場が広々としてとても快適になりました。


キッチンカウンター下のカップボードからパソコンデスク、そしてメディアラックへと収納スペースが続きます。キッチンの裏にある食器棚も製作家具です。

 

 

           寝室

 

寝室は小上がりとして作り、リビングと雰囲気を変えています。

また、両引戸を開放すれば、段差を利用して腰掛けながらくつろぐこともできます。

 

 

 

 

 

 

           2F 子供部屋

 

子供部屋には、折戸の中に多機能な収納スペースを設けました。