和室
洋間から見た和室です。和室は洋間とLDKの中間にあり、どちらの部屋に対しても大きく開放して一体利用できる、フレキシブルな存在です。他の部屋から見て20cmの小上がりになっています。
和室
和室と他の部屋とは、凝った造りのヨシの三枚引き込み廉戸で仕切られています。この建具は施主さんの旧家から外したもので、間口に合わせて組みなおし、蘇らせました。光の加減で向こうの部屋が透けて見えます。
和室
建具を開け放つと3室の関係が分かります。
←左がLDK、→右が洋間
これも谷さんの照明です。和室の照明は滝の流れのような繊細な形です。谷さんの照明は、周りへの光と影の映りこみがとても綺麗です。
LDK
LDKは全部で20帖の大空間です。奥に進むと食事スペース、台所スペースへと変化していきます。下屋部分をうまく利用してトップライトを設け、憩いの場にふさわしい明るい空間にしました。
中央に写っているのは、食事スペース用に製作した食器棚です。
LDKと和室の間にある表しの大黒柱が存在感を出しています。
居間
居間スペースには、AV機器とPCデスクが一体となった家具を製作しました。実際は施主さんの要望で、撮影後に一部を引出しに造り替えました。
台所
キッチンスペースのシステムキッチンは対面式とし、収納を背後に置いて見通しをよくし、団らんスペースとの一体感を持たせています。
こういった設備は普段、施主さんと一緒に展示会などを巡って決定しています。