新和風建築の家   T邸   2008.08完成

 

 

 

        外観

 

見晴らしのよい土地に建つ多世帯住居です。南側は隣が店舗になっているので5~6mほどセットバックして建物を配置しています。正面の空地は和風の庭園にする予定です。

 

 

 

          正面入口

 

正面入口です。あまり威圧的にならないように、軒先は軽く見せるように配慮しました。

 

 

 

         勝手口

 

入口と右手にはゆるい登りのスロープがあり、勝手口へと繋がっています。軒の出を深くとり、車椅子での利用も可能です。





傾斜地に盛土をしたような土地なので、隣地や道路よりも敷地が高くなっているため、開放的に家を造っても外部からのプライバシーが確保できます。建物の東側のスペースに余裕があったので、老人室に掃出し窓と濡れ縁を設け、外との繋がりを考えました。

 

 

 

        ガレージ裏

 

北側(ガレージ裏)には、洋間からの使用を考えたプライベートな空き地があります。敷地の形と配慮によって、性格の異なる屋外スペースが各所に生まれました。

 

 

 

         外観(ガレージ)

 

ガレージ部分は外壁をメタリックにし、シャープな印象にしています。敷地に合わせて配置し、住居部分とは少し角度をずらして繋がっています。

 

 

       ガレージ

 

ガレージの入口は、シャッター部分が天井を走るオーバースライダーを用いました。通常の軽量シャッターと比較すると、間口の広さもさることながら、意匠性にもすぐれ、音も静かです。車2台がゆっくり駐車できます。

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