外観
御成町二丁目にある生花店「アバフローリスト」の”プランターコーナー”を新たに設けました。
内外とも濃いチョコレート色で統一しています。アクセントを入れるため、看板を兼ねたポーチのひさしはベージュ色の木目調です。
今回は、床を支える梁のスパン計算をすることにより、長年の荷重や冬の積雪でも床がたわまないように配慮しました。
梁の一部には、スギとマツをうまく組み合わせた「ハイブリッドビーム」という集成材を用いています。
床は分厚い構造用合板を使った、地震に強い「根太レス」構法です。
断熱材は、現場で発砲させるウレタン材を使っています。
断熱性能が良いだけでなく材料自体に気密性があり、寒さから花たちを守ります。
売場スペース
完成後。幅も奥行きもある空間ですが、売場内のレイアウトを自由にするために柱は室内に出さないように設計しています。
仕上がりは梁を露出して、スポットライト照明のレールと組み合わせました。
照明は主に植物を照らすように配置し、売り場の明るさは極力抑えられています。アンティーク感のある落ち着いた雰囲気になりました。
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